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ここでは、矯正歯科治療中の転院についてまとめています。転院時の注意点のほか、転院するメリット・デメリットなどを紹介していますので、ぜひ参考にしてください。
矯正歯科治療は、可能な限り1つの医院で完結させることがおすすめです。診断や治療方針は歯科医師によって異なるため、途中の治療を別の医師に引き継ぐことは簡単ではありません。
また、転院によって治療が中断したり、転院時にトラブルが発生するリスクもあります。そのため、治療を開始した歯科医院で治療を終えた方が良いでしょう。
矯正歯科治療には2~4年ほどかかることが多いため、引越しや進学・就職などの予定がある方は治療開始のタイミングや医院選びを慎重に行いましょう。
それでもどうしても通い続けるのが難しくなる場面もでてくることがあります。良く挙げられる例を見ていきましょう。
転勤や就職、進学、結婚などによって引越すことがあります。引越しした先からこれまでの歯科医院に通い続けられる場合は問題ありませんが、距離が遠くてとても通えない…というケースもあるでしょう。
その場合は矯正治療中でも転院する必要があります。引越しが決定した時点で、通院している歯科医院に連絡しましょう。転院が認められれば、治療のキリのいい目処をつけたり、転院に向けて情報をまとめるなどの対応をしてくれます。
進学や就職によって生活スタイルが変化するケースもあります。生活スタイルが変化したことで、診療時間内に通えなくなることもあるでしょう。
可能な限りは通い続け、転院しないことをおすすめします。しかし治療の中断は避けなければならないため、これまでとは同じように通えない場合は転院も検討しましょう。
なお、転院の希望は早めに歯科医院へ伝えましょう。転院手続きには時間がかかります。
引越しや進学等がなくても、「歯科医院との相性が悪いから、転院したい…」と考える方もいるでしょう。矯正歯科治療は長期にわたる治療のため、医師や歯科医院との相性は重要なポイントです。「カウンセリングのときは好印象だったのに、治療を開始してから医師に不信感を募らせている」という方もいるかもしれません。
疑問や不安がある場合は、遠慮せずに相談してみましょう。どうしても相性が悪い場合は転院の検討を。不信感があるままでは安心して治療を受けられませんから、無理に通い続けるよりも転院した方が良いでしょう。
転院を希望する場合は、通院している歯科医院に早めに相談しましょう。転院にあたり、これまで通っていた歯科医院と転院先の歯科医院の両方で手続きを行います。
たとえば転院希望の理由が引越しや進学・就職などの場合は、正直に転院理由を伝えましょう。転院が可能な場合は転院先に提出する紹介状や資料を作成してくれます。治療当初の診断内容や治療費の契約内容、実際の治療内容、実際に支払われた治療費などの情報もあると治療の引継ぎがスムーズです。
また、転院先を紹介してくれるケースもあります。転院先の医院選びにこだわりがない場合は相談してみてはいかがでしょうか。
治療途中で転院した場合、支払った費用が返金されない可能性があります。とくにすべての治療費を一括払いしていた場合、返金対応不可のケースも。一方、分割払いや治療開始直後などの場合は、一部の費用が返ってくるかもしれません。
費用の返金については治療の状況や医院の方針によって異なるため、治療開始前にチェックしておくことがおすすめです。
また、契約内容に転院時の費用清算について定められている場合は、契約内容通りに精算されているかを確認しましょう。
治療期間をあけずにスムーズな転院ができれば問題ありませんが、転院時の治療中断によって口腔状況が変化してしまうことがあります。場合によっては最初から治療をやり直すケースもあるでしょう。治療が長引くことで追加費用が発生することも考えられるため、スムーズな転院を目指しましょう。
矯正治療中は歯周病や虫歯のリスクが高まります。しかし、転院に時間がかかると定期的な調整やメンテナンスができなくなってしまいます。とくにワイヤー矯正は汚れが溜まりやすいため、歯周病リスクが高くなるでしょう。
転院に時間がかかってしまうと、歯並びや咬み合わせに影響する可能性があります。治療していた部分の歯並びが再度乱れることもあるため、治療の中断期間が長くならないようにしましょう。
もしも転院先の受診まで時間がかかることがわかっている場合は、通院中の医師へ相談を。歯並びに影響しないよう適切な処置を行ってくれるケースがあります。
保定期間中でも転院は可能です。保定期間中は、矯正期間中ほど頻繁に通院する必要がありません。そのため、転院手続きもスムーズに行えるでしょう。
なお、保定期間中に引越しや生活スタイルの変化がある方も、しっかりと治療を受け続けることが大切です。「保定期間中なら通わなくてもいいか」と考えていると、後戻りのリスクがあります。矯正治療の仕上がりを良好なものにするために、保定期間中でも必要に応じて転院を検討しましょう。
「転院するべき理由があるのに、なかなか医師に伝えられない…」という方もいるかもしれません。しかし、転院の相談は早めがポイント。転院には時間がかかるため、転院の予定ができた時点でできるだけ早めに相談するべきです。転院をスムーズに行えないと治療のやり直しや歯周病などのリスクが高まるため、注意しましょう。
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