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Eラインを歯列矯正で整えたいと考えている方も、いらっしゃるのではないでしょうか。Eラインとは美しい横顔の基準です。歯列矯正で実現できるのか?Eラインのことや、歯列矯正で実現できるかなど解説します。
Eラインとは、鼻先とあご先の頂点を結んだ線のことです。美しい横顔の基準であり、ラインと唇の位置で美しさを判断します。元々、アメリカの歯科医であるロバートリケッツ氏が提唱した考え方で、対象は欧米人です。骨格も影響するため、日本人には適さないという考え方もあります。
しかし美しさの基準のひとつですから、Eラインのバランスを保ちたくなる方もいるでしょう。理想的とされるEラインは、鼻先から下あごを結んだラインに、唇が少しだけ触れるか数ミリ単位離れているかどうかで判断します。人差し指や定規でも気軽にチェックできるため試してみてください。
Eラインが整っている方の多くは、いい歯並びであごも正しい位置にあります。崩れている方は、歯並びやあごに問題を抱えてはいないでしょうか?
理想的なEラインに整えたいなら、歯並びやあごの位置に着目してください。問題がある場合、解決方法として歯列矯正などが挙げられます。では、歯並びやあごのどんな問題がEラインを崩す原因になっているのでしょうか?代表的な問題をご紹介します。
出っ歯はEラインを崩します。出っ歯だと唇がEラインより前に出るからです。逆にいえば、唇がEラインの内側になれば問題は解決します。出っ歯の改善は歯列矯正が期待できるのです。
マウスピース矯正はマウスピースを使用し、前歯を正しい位置に近づけて改善を目指します。マウスピースは状態を見極めながら、数週間を目安とした交換が必要です。
歯列矯正にはワイヤーを使用した方法もあります。ただ、口を開けると歯に装着した金属部分が目立つのはデメリットです。矯正していることがばれたくなく、かっこ悪いと感じる方もいるでしょう。一方、マウスピースは透明です。歯列矯正をしているのかわかりにくくなっています。
口ゴボは上下顎前突や上顎前突というもので、唇が前に突き出して見えるような状態です。口が閉じにくく、強引に閉じると鼻の下が長くなったように見える方もいます。生まれつきやあごの成長過程に原因があると考えられています。
口ゴボの歯列矯正も出っ歯と同様に、マウスピース矯正やワイヤー矯正で改善を目指せます。唇が前に出ている状態ですから、矯正装置を使い、正しい位置に移動させるのです。
あごがない、下あごが小さい、引っ込んでいる原因として考えられるのは、下あごの先が極端に後方に下がっているケースです。後方にあるため、Eラインで結ぶと唇が外側に出てしまいます。
軽度なら歯列矯正で上の歯並びを後方へ下げて整えることで改善を目指せるのです。しかし、骨格の問題で下あごが小さい、後方にあるなら外科矯正をしなければなりません。
唇が極端に後方に引っ込んでいる方もいます。極端にEラインの内側に下がっている状態です。内側に歯が傾いて生えている、深く噛み込む過蓋咬合で見受けられます。歯列矯正で改善が目指せますが、歯の欠損で後ろにあるなら、かぶせ物を採用するケースもあります。
歯列矯正ではなく、自力で行える方法はリスクが高いです。なんとかしようと、指や器具で歯に力を加えると折れるリスクもありますし、歯のぐらつき、神経が死んでしまう可能性さえあります。ただ、長期的に続けることで改善が期待できる方法もあるためご紹介します。
食事はよく噛みましょう。よく噛まないと、あごが衰えるからです。顔が細い、あごを小さくしたい方もいるかもしれません。そのためにあごが衰えてEラインが崩れるのは問題です。日常的によく噛んで食事をし、あごの筋肉が衰えないように注意しましょう。
口呼吸ではなく、鼻呼吸がおすすめです。舌は上あごにくっついているのが正しい状態ですが、口呼吸だと離れます。下がる、前に出る、口呼吸で口が開きっぱなしになり、唇への圧力もなくなるのです。
歯並びは舌による内からの圧力と頬や唇からの筋力で生まれる圧力で決定します。口呼吸で唇の圧力が消えると、内からの圧力が大きくなり歯が前に出ることにつながるのです。
舌や顔周囲の筋肉の緩みにつながります。その状態が長く続けば、子供だとあごの発達に問題が生じるのです。大人も油断できません。口呼吸を続ければ、矯正しても治療がうまくいかない、後戻りの発生などが起きます。大人も鼻呼吸を意識したほうがいいのです。
舌の筋トレもおすすめです。MFTや表情筋やスマイルトレーニングなどを試してみてください。歯科医院でトレーニングをしているところがあります。ホームページなどでチェックし、気になったら歯列矯正の相談も兼ねて話を聞いてみましょう。
Eラインが崩れて悩んでいる方もいるでしょう。特に美容に関心を持って、化粧の技術やファッションにこだわっている方なら、むなしさやストレスを感じれば自暴自棄になりたくなるものです。
ただ、Eラインの改善を目指せる治療法は、マウスピースをはじめ、外科手術などもあります。日常から、よく噛んで食事をする、鼻呼吸をする、舌や口、表情筋のトレーニングも試す価値があるのです。Eラインに悩んだら、1度、歯科医への相談をおすすめします。
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