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歯列矯正する際は、健康な永久歯を抜歯しなければならないケースがあります。このページでは、矯正のために抜歯が必要になるケース、抜歯することが多い部位や、抜歯のタイミングなどについて解説します。
矯正のために抜歯しなければならない口腔内の状態は主に4パターンあります。
顎が小さく、歯が大きい場合は口腔内のスペースが不足し、歯を整列させることができません。無理やり矯正治療をしても、歯並びや噛み合わせ、歯茎が下がるなどの悪影響を及ぼします。
そのため、歯列矯正のスペースを確保するために、抜歯するケースがあります。元々顎が大きく、歯列矯正のためのスペースが十分確保できる場合は、抜歯せずに治療を進めていくことも可能です。
上の歯列が突き出していることを出っ歯(上顎前突)、下の歯列が突き出している反対咬合(下顎前突)と呼びます。これらに当てはまる場合、上下の噛み合わせが悪いため、前歯2本を抜歯するケースがあります。
また、歯列だけの問題ではなく、顎自体がズレている場合は手術を取り入れた外科的矯正治療を行うことがあります。
上下の顎が突き出し、前歯だけが前に出ていることを上下顎前突と呼びます。この場合、矯正治療後に綺麗な口元にならないと判断すれば、抜歯を行うことがあります。
親知らずが歯並びに影響している場合は、親知らずを抜歯するケースがあります。親知らずが真っ直ぐ生えておらず、横や斜めに生えている場合に抜歯することが多いようです。
歯列矯正で抜歯することが多い部位は「第一小臼歯」「第二小臼歯」がほとんどだといわれています。第一小臼歯は中央から4本目に位置しており、噛み合わせを安定させる働きがあります。
第二小臼歯は中央から5本目に位置する歯のことで、第一小臼歯同様に噛み合わせを安定させる役割があります。これらの歯は抜歯しても大きな影響はないとされており、抜歯することで矯正がしやすいといったメリットがあります。
また、小臼歯を抜歯しても綺麗な歯並びにならないと判断した場合は、親知らずを抜歯するケースもあるようです。
矯正治療のために抜歯が必要と判断された場合は、矯正装置を装着する前に抜歯することが一般的です。抜歯をしてから口腔内のスペースを確保し、矯正治療に入っていきます。
元から歯並びがそこまで悪くない、歯の間に隙間があるなど、口腔内の状態によっては抜歯せずに矯正治療を行うこともできます。
歯列矯正で歯を削ることを「IPR」「ストリッピング」と呼びます。歯の側面を少しだけ削る方法で、歯のデコボコを解消できる、歯列の安定性を向上できるなどのメリットがあり、抜歯しなくても歯列矯正が可能となります。
「遠心移動」は奥歯を後ろに移動させることで、順番に移動させることで矯正治療のスペースを作っていく方法です。ただし、親知らずが生えている場合は抜歯が必要となります。
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